昨年発生しました「東日本大震災」。震災後、私達もイベントの中止等で活動があまりできない日が続きました。
本国のペルーからも一度ペルーへ帰るように何度となく連絡が入りました。彼らも悩みました。
でも、東北で今まで私たちを応援していただいている方々となかなか連絡がとれない中、自分たちが日本を出ることはできないと1日も早く被災地に行って皆さんに直接お会いして自分たちにできる事をしたいと考えておりました。
そんな折に桜舞う4月の初め、練馬区の光が丘公園で今回のツアーのきっかけとなったKさんと出会いました。
演奏でお会いした翌日にKさんより連絡が入り、今回のツアーのお話しの相談をうけました。
義援金活動が日本中に広まってきている中、「自分も義援金を考えていたが、あなた達の演奏を聴いて、できることならば、あなた達の演奏を現地に届けたい」とおっしゃってくださいました。
正直、本当にびっくりしました。私たちの願いが東京で同じ想いとして繋がったと思いました。
早速、私たちの現地の友人、知人に連絡をとり、避難所に連絡をとっていただき、このツアーを現実にする事ができました。
たくさんの方々にご協力をいただきました事、本当に感謝しております。
たくさんの方々にお集まりいただき、本当にありがとうございました。
演奏中も皆さんに盛り上げていただき、楽しい一時を過ごさせていただきました。
自然に身体でリズムをとっていらっしゃる方、楽しそうに手拍子をしてくださっていらっしゃる方、皆様の笑顔にお会いできて本当に嬉しかったです。
終了後もたくさんの方々からお声をかけていただき、本当に感激しました。
皆さんに負けないように、また皆様にどこかでお会いできる事を願って、頑張ります。
(ここでは写真撮影が禁止されていたので画像はありません)
とても衛生的な雰囲気で規律がきちんとされている雰囲気の所でした。
整然と並んだ各お部屋のしきりで、最初は遠慮しがちに手拍子をしていた皆様が次第に力強い手拍子に変わっていくのを感じました。
最後にはこちらからの無理なお願いの掛け声にも参加していただき、館内に響きわたる掛け声をいただきました。演奏中には汗びっしょりだったメンバーに
タオルをもってかけよってきてくださった方もいらっしゃいました。(タオルはまだJORGEが大事に持っています)
終了後も「久しぶりに大きな声をだした気がします」と笑顔で声をかけていただきました。
少しでも心に何か感じるものが生まれていたら本当に幸いです。
『お世話になった皆様、お元気ですか。また皆さんにお会いしたい気持ちでいっぱいです。』
音楽には国籍、言葉の違いなどは関係ないことを今回のツアーで強く感じることができました。
被災地の皆さまと心と心でお話しができました。「これからも私たちにできる事を考えながら頑張ります」と皆様に誓い、このツアーを終わりましたが、
その後も仙台市内、古川、石巻と活動を続け、そのツアーの際にお会いしました方々にもお声をかけていただく事もあります。
まだまだ復興には長い時間がかかるかもしれません。私たちは音楽で皆様といつまでも繋がっていたいと思っております。
少しでも皆様の心に何かを感じることのできる音楽を目指し、ともに頑張っていきたいと思っております。
東北の方々の優しさ、強さを見習い、私たちも頑張ります。どうか、またお会いできた時には気軽に声をかけてください。また必ず、足を運びます。
心と心を繋ぐ音楽でできた絆を大切にこれからも頑張ります。
本当にありがとうございました。